JR上毛高原駅前に静態保存されているD51が移設されるという噂を聞いたので、その雄姿を見てきた。


◆正面から



◆右サイド



◆案内表示

準鉄道記念物D51745蒸気機関車
高崎鉄道管理局が発足してから、満20年の歳月が流れ、ここに意義ある鉄道記念日を
迎えることになりました。この間にあって、幾多の組織の改正、業務の刷新が行われて
きましたが、特に昭和44年3月の大改正により、高崎管内の内容は一段と充実し、僅か2
年足らずの間に、3回も運転無事故100点達成の輝かしい旗を揚げることができました。
こういう意味を刻んで、すでに当局管内から姿を消してゆく、蒸気機関車の雄であり最も
重量感に溢れたD51を、ここに準鉄道記念物として、永く存置することになりました。
人は、この巨体の中に、鉄道を守る火がいつまでもあかあかと燃えているのをみること
でしょう。
この機関車は、昭和18年8月8日に、日本車両株式会社で制作され、宇都宮機関区
に配属となり、東北、日光線で活躍しました。昭和35年6月に高崎第一機関区に移籍
され、八高、信越本線などで力量を発揮していましたが輸送力の変遷に伴い、昭和45年
10月廃車となったものであります。 そして、この機関車が27年間に走ったキロ数は
1,640,680キロメートルにも達しております。
昭和45年10月14日 日本国有鉄道 高崎鉄道管理局
◆炭水車

